[chat face=”S__960266312.jpg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]こんにちは。Re:デザイナーしかの まさよです。(@Colorful_Bambi)[/chat]
しかのさん講師してくれませんか??
そんなお声がけがあって初めて講師としてお仕事させていただくことになりました。
講師のご依頼があったのは、こちらWeb・ITコミュニティWizco(ウィズコ)。
Wizcoは、講師が生徒に一方的に教えることは少なく、生徒同士で教え合うことを行っています。そうすることで学びが身につきやすく、考え方が身につくという考えのもとで活動しているWeb・ITコミュニティです。
この方針を踏まえてなにをしたら生徒のみなさんのためになるのかを考えてみました。
今回のワークで求められたこと
講師をするにあたっていくつかのご要望がありました。
名刺またはショップカードをつくる
名刺やショップカードの印刷物をつくるワークを授業内で行うことになったが普段はIT、Webを中心に学んでいて紙モノのデザインを経験したことのない人もいるとのこと。
ここを初心者でも分かりやすく、そして楽しいと思ってもらえるように考えることにしました。
デザインの考え方が知りたい
Wizcoの教えとして分からないことは自分で調べようという方針ということをお聞きしていたので、IllustratorやPhotoshopの操作方法は検索したり、本で調べたらできると感じていました。なので、今回必要なことはデザインを作成する前段階の考え方を一緒に学べるものがベストだと感じました。
用紙の知識がほしい
Webデザインとグラフィックデザインは似ているようで、似ていないこともあり
大きな違いは完成品が液晶か印刷されているかどうかです。紙質もひとつこだわればすごく多くの種類と形があります。今回は実際に用紙を手にとってもらい感じてもらいたいと考えました。
準備したもの
・デザインの考え方を学ぶ
・印刷物を見て、触れる
この2点を伝えるワークに決まりました。
デザインの考え方を整理できるように、ひとつずつ学べるものを用紙にまとめました。
印刷物は実際の名刺やショップカードを持っていくことにしました。名刺は一年半ぐらいかけて様々な交流会に参加してきたので、300枚ぐらいある中からカテゴリーを分けて、見てもらうことにしました。
当日の様子
簡単な自己紹介をして、思考整理をするためのワークを開始。
デザインを作るときはまず始めに、検索したり本を見たりなんとなくいい感じとか好きなデザインを選ぶことが多いかと思います。それではただ好きなものができるだけになってしまいます。目的に沿って作れるように考えをまとめてから進めるだけで、視点が変わることを伝えました。
その内容を頭に入れておきながら、実際に名刺やショップカードを見てもらいます。整理したあと見ることで、好みで好きな名刺を選ぶのではなく、目的にあった名刺を参考にしやすくなります。
みんなでいろいろ感想を述べながら、名刺やショップカードを見てもらいました。最後には、どの名刺が自分の考え方が近いのかなど、気付いた点を発表してもらいました。
講師をして気づいたこと
前に立って考えを伝えるとというよりは、一緒に考えてそれぞれが感じてもらえるように設計したことは好評だったようです。様々な印刷物に触れてもらいグラフィックの奥深さも伝わったと思います。
反省点は内容がすこし薄かったと感じました。初心者向けに考えていましたが、普段からWeb・ITを学んでいるので目標設定することがきちんと出来ていて思った以上にワークの時間が早く終わりました。普段から自分で学んで考えていることが身についているようだったのでこのあたりはとても優秀で驚きました。
なにより、グラフィックや印刷物の奥深さを知ってもらえて私も楽しめました。
さいごに
今回は講師の依頼をしてくださりありがとうございました。私自身も教えるということで普段の仕事に対するやり方などを振り返るキッカケになりました。
名刺やショップカードができるのか楽しみにしています!
名刺1つでも色考えて作られてる話を聞をきき、そんな思考の元にこの名刺が出来上がってるんだ。と自分に無い思考を知れ幅が広がった。
さー、頑張って新しい名刺作るぞ(ง ´•ω•` )ง https://t.co/QCc58XhoJE
— 【Coder】Aya Takehara (@coder_fp) April 25, 2019